目次
SEOにおける内部リンクの効果は?

内部リンクを貼ることは、内部SEOのなかの主要な施策です。
内部リンクを貼ることによって、ユーザーにもクローラーにもサイト内を巡回させることができます。
内部リンクの数にルールはありませんが、ユーザーにとって最適だと思う数がベストです。
関係ないコンテンツに内部リンクを貼ったりすると、GoogleはブラックハットSEOと見なしてペナルティを課します。
内部リンクはクローラーに対する施策でもありますが、あくまでもユーザー目線で考えるようにしましょう。
プラックハットの判定は年々厳しくなっているので、今や外部からの被リンクだけでなく、内部リンクも執拗にクローラーにアピールしていると受け取られてペナルティを課されるようになっています。
また、隠しリンクは論外ですが、普通にリンクを貼るにしてもユーザーがきちんとリンクとわかる形で貼りましょう。
サイトの見た目を格好良くするために、アンカーテキストをCSSで普通の文字風にレイアウトしているサイトを見かけます。
リンクになっているという表記があればまだ良いのですが、アンカーテキストと一目見てわかる方がユーザビリティが向上します。
たしかにリンクを堂々と貼るのはいやらしい感じがする、という気持ちはわかります。
しかし、ユーザーがサイト内のどこに何があるのかをきちんと把握することが最重要なので、きちんとリンクとわかるようにしておきましょう。
クローラーだけがわかってユーザーがよくわからないようなリンクは、隠しリンクと同じです。
ブラックハット判定の対象になるので、リンクはリンクとわかるようにすることが重要になります。
内部リンクの絶対パスと相対パス、どっちがSEOで有利?

SEO的には、絶対パスでも相対パスでも変わりません。
そもそも絶対パスと相対パスの違いは何かというと、そのページをどこから見たパスかということです。
具体的には、以下の違いがあります。
・絶対パス・・・”http://”などから始まる、どこからでもそのページにアクセスできるパスです。
・ルート相対パス・・・”http://”を外したパスで、サイト内部のルートディレクトリ(一番上の階層)から見たパスです。
・相対パス・・・リンクを貼るページから見たパスです。
それぞれのメリット・デメリットを挙げると、このようにまとめられます。
メリット | デメリット | |
絶対パス | ・サイトの外部からも内部からも同じパスを使えるので、ミスが少ない
・考える必要がないので楽 |
・ファイルが多少大きくなる
・パスが長くなる |
ルート相対パス | ・絶対パスよりは短い
・相対パスよりは分かりやすい |
・サイト内部にしか貼れない
・相対パスよりは長くなる |
相対パス | ・パスが短くなる
・ファイルサイズがコンパクトになる |
・分かりにくい
・間違えやすい ・リンクの構成がリンクの構成が変わると、リンク切れになる |
SEO的には、どのパスでもたどることができれば問題ありません。
しかし、サイト運営者本人の分かりやすさとしては、絶対パスが良いでしょう。
絶対パスは長くなって、ファイルが大きくなるというデメリットがありますが、それほどマイナスになるものでもありません。
パスをそのままリンクとして表示するわけではありませんし、ファイルサイズの違いも微々たるものです。
内部リンクを貼る際には、ユーザーにはテキストが見えるようにしておいてリンクを設定するので、多少長くても問題ないでしょう。
SEO対策の内部リンクを最適化するには?

内部リンクを最適化するには、
・サイトの構成が整っていること
・関連性の高いコンテンツ同士にのみ貼ること
・クローラーよりもユーザーを意識すること
・サイト内の構成が変わる想定をしておくこと(必須ではない)
などが重要です。
サイト内の構成が変わるというのは、カテゴリーなどを後から変更する可能性がある、ということです。
記事のURLにカテゴリーを含めていると、カテゴリーを変えたときにリンクも変えなければならなくなります。
SEO的にはカテゴリーまで正確に記事URLに設定した方が良いと言われますが、サイト運営の利便性が下がります。
この辺のバランスを考えて、内部リンクを考えることも大切です。
<まとめ〜SEOにおける内部リンク最適化の方法とは?>
内部リンクのSEO効果と適切な貼り方を確認してきました。
シンプルかつ無駄のないように内部リンクを貼ることが重要であり、それはユーザーにとってサイトの利便性が高まるからです。
ユーザーが見やすいサイト設計はクローラーも辿りやすく、またユーザビリティが高いということでGoogleの評価が上がります。
評価が上がるといっても内部SEOはマイナス要素をなくすものです。
コンテンツを適正に見てもらうために内部SEOがあるので、最重要なのはもちろんコンテンツです。
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