検索順位(SEO)とクリック率(CTR)の関係性について解説します!

「検索順位とクリック率って関係あるの?」

このように疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?

弊社の記事には、クリック率(CTR )が40%を上回っているものもあります。(『Google 転職』 で1位の記事)

また、この記事も2ページ目に表示されていることが多いですが、クリック率(CTR)が15%を超えています。

このように、記事によってはCTRが高くなるのはなぜなのでしょうか?

今回は、検索順位とクリック率の関係性を解説していきます。

検索順位(SEO)とクリック率(CTR)の関係性

では、検索順位の変動によって、クリック率はどのように変化するのでしょうか。

検索順位(SEO)とクリック率(CTR)の関係性について見ていきましょう。

こちらの表は、英NetBoosterがウェブマスターツール(現在のサーチコンソール)を用いて2014年の検索エンジンを独自に調査したものです。

出典:https://www.suzukikenichi.com/blog/click-through-rate-data-by-netbooster/

データを見てみると検索順位1位~10位までのクリック率が出ており、検索順位1位のサイトはクリック率がとても高く、19.35%のクリック率を誇ります。

これは、1万回の表示回数に対して1935回クリックされていることを表していますので、クリック率がかなり高いと言えるでしょう。

しかし、検索順位2位になると15.09%、3位は11.45%、4位以下は1桁台となり、1位以下は急激にクリック率が下がっていることがわかります。

つまり、検索順位(SEO)が上位であればクリック率(CTR)も高いということです。

弊社もオウンドメディアを運営していく中で、検索順位1〜3位の記事と4位以下の記事のクリック率は大きく変わるということを実感しています。

ですので、どのキーワードにおいても、検索順位で3位以内を目指すことが重要であると思われます。

また、このクリック率は検索結果の1ページ目だけのもので、2ページ目以降になるとさらにクリック率も下がります。

2017年の調査との比較

Internet Marketing Ninjas社が2017年のgoogle検索におけるクリック率の調査結果を発表しました。

参照元:https://www.internetmarketingninjas.com/blog/google/announcing-2017-click-rate-study/

検索順位1位~10位までのクリック率を表にしました。

(上のグラフを元に作成)

2014年の英Netbooster社の調査結果と同様、この調査結果からも検索順位1位は21.12%と1番クリック率が高く、検索順位2位になると10.65%、3位は7.57%と1位以下は急激にクリック率が下がっていることがわかります。

Netbooster社の2014年のデータと比較してみましょう。

https://www.suzukikenichi.com/blog/click-through-rate-data-by-netbooster/
etmarketingninjas.com/blog/google/announcing-2017-click-rate-study/
をもとに作成)

このグラフから、検索順位1位のクリック率はわずかに伸びていることと、検索順位2位以下はクリック率が大きく下がっていることが分かります。 

このことから、ユーザーは検索順位1位のページを閲覧してニーズが満たされ、検索順位2位以下のページをクリックすることが少なくなった、と推察されます。

すなわちGoogleの検索結果がよりユーザーのニーズに正確に対応するようになったということです。

さらに、2014年の検索順位1~10位までのクリック率の合計は81.82%だったのに対し、2017年の合計値は57.79%と24.03%少なくなっています。

ここからわかるのは、検索後 検索結果をクリックしない人が増えたということです。

なぜクリックしなくなったのでしょうか。

検索結果をクリックしなくてもユーザーのニーズが満たされるような仕組みができたからだと考えられます。

そのような仕組みの例として、「アンサーボックス」「ナレッジパネル」のようなものが挙げられます。

アンサーボックスとは

Google検索された際にウェブページの結果とは別に検索結果の上部にその検索キーワードに対する答えを表示する機能のことを指します。

引用:https://www.seohacks.net/basic/terms/answer-box/

引用:https://www.seohacks.net/basic/terms/answer-box/

ナレッジパネルとは

会社名やお店などビジネスの情報をgoogle検索した際に右側に現れる枠を指します。ウェブサイトへのリンクや住所、電話番号、写真、口コミ等が表示されます。

アンサーボックスやナレッジパネルに掲載される情報は日々拡大しているため、今後ますます検索結果の閲覧数は減ると予想されます。

つまり、

・検索エンジンの精度が上がり、2位以下のページの閲覧数が減少傾向にある

・検索結果ページを見なくてもユーザーが知りたい情報を得られる仕組みができた

上記2点の理由から検索結果3位以内(できれば1位)に表示されることがますます重要になってきたと言えます。

スマホでのCTRPCよりも下がる

catalyst社が2013年にGoogle検索のクリック率調査レポートを発表しました。

その中に、スマホとパソコンでのクリック率を比較したデータがあります。

引用:https://www.catalystdigital.com/wp-content/uploads/GoogleCTRStudy-Catalyst.pdf

このデータから、スマホではほぼすべての検索順位でPCに比べてクリック率が低くなっていることがわかります。

スマホでのクリック率はPCよりも下がるということです。

なぜスマホのクリック率はPCよりも下がるのでしょうか?

まず、パソコンに比べてスマホの画面サイズは小さいことが考えられます。

画面が小さいため、検索結果に表示される広告が画面に占める割合が高いことが影響しています。

この写真はiPhone7でのスクリーンショットですが、検索結果に表示されたのは広告だけで、純粋な検索結果は表示されませんでした。

ユーザーは、検索結果を確認するためにスクロールする必要があります。

おそらく多くの人は何度もスクロールすることは面倒に感じるため、検索結果上位のものしかクリックしないでしょう。

よって、スマホではパソコンに比べて検索結果上位を狙うことはより重要であると言えます。

単語数が多い方がCTRが高い

    

引用:https://www.catalystdigital.com/wp-content/uploads/GoogleCTRStudy-Catalyst.pdf

これは検索単語が14語のクリック率を比較したものです。

ここで次の事がわかります。

 ・ほとんどの検索順位で、4語>3語>2語>1語の順番でクリック率が高いこと

 ・検索単語数が多いほうがクリック率の減少幅は緩やかであること

検索順位3位の場合のクリック率を比較してみましょう。

検索単語が4語の場合はクリック率が8.64%だったのに対し、1語の場合は3.56%と4語のほうがクリック率は高く、その差は5.09%にもなります。 

また検索単語が1語の場合は検索順位6位以下からクリック率が0.5%より小さく、

ほぼクリックされなくなります。

それに対し、複数の検索単語のほうは検索順位が6位の場合でも2.18%と、検索順位が下位でもクリックされる傾向があります。

これは、複数の単語で検索するユーザーは、より自分の意図に合ったページを探す傾向があるためだと考えられます。

つまり、複数単語での検索(このような検索をロングテールキーワードと呼ぶこともあります)を想定した方が、より多くのユーザーに見てもらえる可能性が高いということです。

上記のように、ユーザーがより自分の意図に合ったページを探す場合には、ユーザーの目を引くページタイトルやメタディスクリプションを設定することで、クリック率の増加を見込めるでしょう。

2ページ目のクリック率

検索順位とクリック率は明らかに比例し、当然検索順位が上になるほどクリック率は高くなります。

海外で17500種類の検索ワードを9か月間記録したデータがありますので、そちらの詳細を説明しましょう。

結果を言いますと、9位、10位あたりで既に1%を切っているケースが多いです。

もちろん、2ページ目のサイトのクリック率は1%よりさらに低いです。

アクセス数を増やしたいのであれば、狙ったキーワードで1ページ目に持っていくことが少なくとも必須と言えます。

理想としては、トップページで3位以内に表示させておくことが重要です。

弊社の記事のクリック率(CTR)の事例

下の検索結果は、「Google 転職」で検索したものになります。

1位の記事が弊社の記事となのですが、クリック率は40%を超えています。これは、検索順位が1位ということを踏まえても高い数値であると言えます。

これはなぜなのでしょうか?他のサイトも見て分析していきましょう。

弊社の記事は「Googleに転職するためのノウハウ」をまとめたものなのですが、他のサイトは、Googleの求人ページや会社の評判、Googleを辞めた社員のブログとなっています。

つまり、それぞれの記事がユーザーの違う悩みを解決しており、微妙に異なった検索意図に対応しているのです。

その中でも、弊社のクリック率が高い要因は、「Google 転職」というキーワードで検索したユーザーが「Googleに転職するためのノウハウ」を求めているからではないかと考えています。

このように、様々な検索意図が考えられる中でも、最も多いであろう検索意図に対して、ユーザーの期待する以上の情報を提供していくことが大切なのではないでしょうか。

検索順位とアクセス数の関係性

検索順位や記事の内容によってクリック率が大きく変化する事をご理解いただけたと思いますので、アクセス数がどれだけ変化するのかを具体例を用いて解説していきましょう。

「SEO対策」というキーワードの月間検索数は、およそ2万あります。

検索順位が1位のサイトのクリック率が20%と仮定すると、1位のサイトの月間アクセス数は「20,000×0.20=4,000」となります。

つまり、月間で4,000アクセスあるという事です。それでは、2位のサイトはどうなのでしょうか?

2位表示のサイトのクリック率が10%だとすると、「20,000×0.10=2000」となります。

2位は2,000アクセスという事で、1位とは大きな差があるわけです。

もちろん、タイトルやディスクリプションを工夫する事でクリック率を向上させ、アクセス数を増やすこともできます。

しかしながら、検索順位が1つ違うだけでアクセス数に大きな差があるということを理解しておきましょう。

クリック率(CTR)を上げる方法

検索順位(SEO)とクリック率(CTR)の関係性を知るとCTRを上げたいと考えるのではないでしょうか。

CTRを上げるためには、「同じ検索順位でも今以上にクリックしてもらう」「検索順位を上げる」という2択しかありません。

もちろん、この2つを達成することができれば結果的にクリック率(CTR)は非常に高まるでしょう。

では、この2つを達成するにはどうすれば良いのでしょうか?

検索結果のページにおいて、ユーザーがサイトの情報を読み取ることができるのは、「タイトル」「スニペット」の2点,

そして「コンテンツの内容」です。

これらに注力することでクリック率(CTR)を上げることができますので、どのように改善するべきか解説していきます。

タイトルの設定

タイトルを設定するときは以下の2つの観点を意識する必要があります。

まず、「ページの内容を示しているか」ということです。

ユーザーが、検索結果から特定のページをクリックする場面を想像してみましょう。

ユーザーはクリックするまでは、そのページにどのような内容が書かれているか知ることはできません。

では、ユーザーはどのようにしてクリックするページを選ぶのでしょうか?

ユーザーはタイトルから内容を推定し、自分の疑問が解決できるページかどうかを判断します。

そのためタイトルは、ページの内容がわかりやすく内容を示しているかということを意識しましょう。

2つめは、タイトルが「興味を惹かれるものになっているか」ということです。

仮に、ページが検索結果に上位表示されていたとしても、クリックされなければ意味がありません。

ユーザーが思わず気になってクリックしてしまうタイトルにしましょう。

「オススメ」「人気の」などの目を引くワードを入れるのが効果的です。

「転職エージェントに絶対転職相談すべき人の10個の理由」のように、要点の数をタイトルに含めてしまうのもよいでしょう。

極端な言い方をすれば、検索順位が低くてもクリックしてくれさえすれば良いわけです。

ですので、「ユーザーがクリックしたくなるようなタイトル」「求めている情報が得られると思えるタイトル」を意識してタイトル設定を行いましょう。

ディスクリプションの設計

ディスクリプションを設定するときは以下の2つの観点を意識する必要があります。

1つ目はディスクリプションが「内容が要約されたものになっているか」ということです。

ユーザーはディスクリプションからページの内容を推定し、自分の疑問を解決できるページかどうかを判断します。

そのためディスクリプションは、そのページの内容が端的に伝わるよう要約されてある必要があります。

2つ目はディスクリプションに「解答が含まれているか」ということです。

検索をする際、ユーザーは何らかの解決したい問題を抱えています。

そのため、ユーザーは自分の疑問に対する解答がディスクリプションに明確な形で書かれているとそのページをクリックするでしょう。

ディスクリプションに明確な形で解答を盛り込むことで、クリック率を上げる可能性を高めることができます。

ディスクリプションは、ユーザーがそのページは「期待している情報を得られるかどうか」を判断する重要な要素です。

記事に内容をわかりやすく簡潔にまとめる必要がありますので、「どのような言葉を使えばユーザーに魅力が伝わるか」を考えるべきでしょう。

検索順位を上げる方法

前述した通り、クリック率 (CTR)を上げるためには検索順位を上げることが最も効果的です。

ですので、検索順位を上げるためのSEO対策について解説していきましょう。

「ユーザーの課題を解決するコンテンツ」を意識する

検索順位を上げるためには、ユーザーに評価されるコンテンツにする必要があります。

ユーザーに評価されるコンテンツとは、「ユーザーの課題を解決できる」コンテンツということです。

そうなると、ユーザーの課題を把握しておく必要があります。

ユーザーの課題を把握するには、「検索者は何を知りたくてそのキーワードで検索しているのか」について考えることが重要です。

体系的に理解するために、マインドマップを使いながら検索意図について考えてみましょう。

コンテンツの具体的な対策はこちらも参考にしていただけると良いと思います。

➡︎【SEO対策とは何か、これを読むだけで全て分かります!」】

タイトルタグの設定

「タイトルタグの先頭の方にキーワードを入れる」ことも大切です。

狙っているキーワードがタイトルの前半に入っていない場合、狙っているキーワードで上位表示することが難しいと思います。

キーワードなしの場合、相当量の情報を網羅的した記事でない限り上位表示は難しいため、タイトルタグの設定は非常に重要になります。

URLの設定

さらに、Googleで検索上位になるにはURLも重要です。

URLの頭が「http://」となりますが、その後に「www」が付いているか付いていないかでも検索順位は変動します。

これは、「www」ついているサイトとついていないサイトは別々のページと認識されるため、2つのサイトは一つのサイトだと認識させる必要があります。

正規サイトと呼ばれる「www」にURLを統一して検索上位を狙いましょう。

SEOとリスティング広告のクリック率の比較

一般的に、リスティング広告よりも検索結果の方がクリック率(CTR)が高いと言われます。

これは、広告をクリックすることに抵抗があるユーザーがいるということが原因であると言えるでしょう。

だからと言って、SEOだけに注力すれば良いのではなく、リスティング広告にも適切な活用法があるのです。

リスティング広告はクリックされるごとに課金される仕組みになっていますので、コンバージョンに繋がりやすいキーワードを狙っていけば良いのです。

つまり、ユーザーのニーズの顕在度が高いキーワードを狙って行くべきなのです。

例えば、「商品名 価格」といった検索はニーズの顕在度が高く、ユーザーが購買行動をしやすいキーワードだと言えます。

顕在度の高いキーワードをリスティング広告で狙っていき、SEOでは潜在的なニーズに対してもアプローチするという戦略が効果的です。

<まとめ〜検索順位(SEO)とクリック率(CTR)の関係性について解説します!>

検索順位(SEO)とクリック率(CTR)の関係性から、クリック率を上げるには検索順位を上げることが最も効果的であると分かりました。

検索順位で上位であればクリック率も各段に高くなります。

クリック率を上げるためにもまずはSEOを強化し、検索順位を上げることに注力することが大切でしょう。

特に、SEOに大切なキーワードの選択をする時は専用のツールなどを使い、キーワード選定を行うことをおすすめします。

また、キーワードにも色々あり、ビッグキーワードを使うのか、ミドルキーワードを使うのか、スモールキーワードを使うのか、ロングテールキーワードを使うのかも大切な選定要因になります。

SEO対策はサイトを充実させ、より良いサイトになるためにも必要ですから、クリック率アップのためにも改善していきましょう。

オウンドメディアの運用・立ち上げをご検討の企業様は、弊社アクシスにご相談ください!

①「すべらない転職」で培ったSEOのノウハウをそのままご提供します。

弊社が運用している「すべらない転職」は、年間1000人以上の方からお問い合わせを頂いております。

弊社のこれまでの実績に基づいたSEOのノウハウをそのまま提供しますので、より効果的な施策やコンテンツ作成をすることができます。

②成果にコミットしたコンサルティング

弊社のコンサルティングの特徴は、成果にコミットしたコンサルティングです。

他社のコンサル会社の場合、「PVを増やすだけでコンバージョンに繋がらない」といったケースも少なくありません。

その点、弊社ではコンバージョン獲得から逆算した、成果に直結するコンサルティングをさせて頂きたいと考えております。

③オウンドメディアのインハウス化 体制づくりに注力します。

「将来的にはコンサルティング会社に頼らなくても運用できるようにすること=本質的なコンサルティング」というのが弊社のコンサルティングに対する考え方です。

将来的には弊社のサポートが無くても運用していけるよう、運用体制の整備に注力させて頂きます。

The following two tabs change content below.
青山学院大学 法学部卒。新卒でリクルートキャリア(旧・リクルートエージェント)入社。その後、サイバーエージェントにてアカウントプランナーとして、最大手クライアントを担当し、インターネットを活用した集客支援を行う。2012年アクシス株式会社を設立。代表取締役に就任。オウンドメディア「すべらない転職」やQ&Aサイト「Callingood」を運営。 現在は、インターネットビジネスの事業開発や、社外での講演活動等、多岐にわたり活動中。

ABOUTこの記事をかいた人

青山学院大学 法学部卒。新卒でリクルートキャリア(旧・リクルートエージェント)入社。その後、サイバーエージェントにてアカウントプランナーとして、最大手クライアントを担当し、インターネットを活用した集客支援を行う。2012年アクシス株式会社を設立。代表取締役に就任。オウンドメディア「すべらない転職」やQ&Aサイト「Callingood」を運営。 現在は、インターネットビジネスの事業開発や、社外での講演活動等、多岐にわたり活動中。