Webマーケティング担当者になった人が知っておくべきこととは?

Webマーケティング担当者にありがちな失敗は?

Webマーケティングの担当者になると、何かとやることが多いですし、時間に追われた中でもコンテンツを選定したり、作成したりと効率よく動くことができず、焦りばかりが先に出てしまう場合があります。

そこで、経験談などから、Webマーケティング担当の初心者が陥りがちな失敗をご説明していきますので、このような点に注意しましょう。

コンセプトが明確になっていない

コンセプトを曖昧なまま見切り発車をしてしまうと、全てのことが曖昧になってページも良いものができませんし、コストもかかる傾向があり失敗してしまいます。

ターゲットをきちんと設定し、「誰に、何を、どのように、どうやって、いつまでに、いくらで」という内容をしっかり明確にしていきましょう。

コンテンツの修正は、後からするにはとても難しいものです。

ですので、コンテンツは必ず最初にしっかりと決めておかなければなりません。

コンテンツマーケティングをする意味が明確になっているか

これはコンセプトを明確にするのとは違い、コンテンツマーケティング自体をなぜ始めるのかを明確にするということです。

そのコンテンツマーケティングを通じて何を実現したいのか、達成したいのかという目標を必ず設定しなければなりません。

何を実現したいかによっては、コンテンツマーケティングではなく他の方法の方が利益が上がる場合があります。

そうならないためにも、コンテンツマーケティングにする意味をしっかり明確にしておきましょう。

サイトを作るために費用をかけすぎる

オウンドメディアを構築するにはどうしても費用が必要です。

ですが、いくら質の高いオウンドメディアにしたいからと言って、費用をかけすぎてしまっては採算が取れなくなってしまいます。

自分たちでできるところは自分たちで行い、外注にした方が利益がでるところは外注にするなど、費用対効果を考えてオウンドメディアを構築してしかなければなりません。

ページタイトルやサイトタイトルを簡単に決めてしまう

さすがに、これをしてしまうとSEO対策が全くできていないサイトやページができてしまい、アクセス数も上がりません。

特に、タイトルは入念に検討しなければなりません

タイトルの候補がいくつか出たら、必ず検索キーワードで確認をし、SEO対策も含めて検討していくようにしましょう。

SEOの知識がほとんどない状態で運用開始した

これは初心者にとても多く、SEOのことがいまいちよくわかっていない状態で、「勉強しながらすればいいか」と安易な考えで見切り発車をしてしまった場合に失敗します。

経験者はSEOに詳しい人がいればよいのですが、そうでない場合はSEO対策の知識を十分勉強してから運用することが大切です。

SEO対策ができないということは、オウンドメディアの運用もできないということですから、普通に考えれば運用できないのですが、それすら分かっていないようでは失敗してもおかしくありません。

オウンドメディアを運用するにはSEO対策が必ず必要になりますから、しっかりと学んでから運用開始しましょう。

コンテンツの数が100以下

オウンドメディアの記事数が100以下の場合、検索エンジンの評価は低い状態のため、アクセスを集めることが難しくなります。

サイトが検索エンジンに評価されるためには、ある程度コンテンツ量が必要だとしっかりと認識し、時間をかけてでも記事数を100以上掲載するようにしましょう。

記事の質が低い・宣伝が多すぎる

掲載されている記事が、ユーザーが求めている情報ではなく、自社の宣伝ばかりになってしまうケースがあります。

ユーザーは、自分が求めている情報が載っていないとわかると、すぐに離脱してしまいます。

膨大に存在するWebページの中から自社の記事を読んでもらうためには、自社が発信したい情報ではなく、ユーザーが知りたい情報を読みやすい形で発信する必要があります。

SEO評価の大きな要素である外部リンクを集めるためにも、質の高い記事を読んでもらうことでユーザーに「紹介したい!」と思わせる必要があります。

人手が十分でない

オウンドメディアは、コンテンツの企画・編集・更新・SNSの活用など、様々な業務があります。

すべての業務を一人で行うのは難しいため、外部ライターへ依頼するなど外注を活用する必要があります。

しかし、外注に予算が割けない場合は、社内の人に記事作成を依頼しましょう。

複数人で担当し運営する場合は、マニュアルやガイドラインの準備が必要です。

役割分担や、誰が内容を確認するのかなど責任の所在を明確にしましょう。

ユーザーアクションまでの導線が考えられていない

せっかくユーザーがサイトを訪れても、コンバージョンまでの導線が描けていないと、マネタイズに結びつきません

ユーザーアクションまでの導線が適切に配置されているか確認しましょう。

例えば、お問い合わせページへのリンクを貼る場所やリンクの形式(テキスト、バナー、ボタンのどれが適切か)を塾考し、見直しましょう。

また、内部リンクのチェックも必要です。

ユーザーがサイト内をより多く回遊することにつながり、サイト全体の評価が上がるでしょう。

見込み客へのフォローが十分でない

せっかくお問い合わせや資料請求などのコンバージョンに結びついても、フォローがきちんとできなければ、見込み客を逃してしまいます。

見込み客の獲得を目的にしている場合は、コンバージョン後も顧客へ働きかけを行い、売り上げにつながるようフォローが必要です。

コンバージョンから売り上げになるところまで、ストーリーを設計しましょう。

お問い合わせ後「だれが」「いつまでに」対応するか、「どれくらいの頻度で」見込み客に連絡を取るのかなどを決めておきましょう。

集客担当と営業担当を分担している場合は、進捗をこまめに確認するようにしましょう。

Webマーケティング担当者が意識すべきこと・心構えは?

では、Webマーケティング担当者が失敗しないためには、どのような心構えで何に意識をすればよいのでしょうか。

まずは、必要なスキルを身に着けることです。

PCスキルとしては、アクセス解析やHTMLCSS、それぞれのツールの使い方、JavaScript(プログラミング言語)、WordPressの使い方や知識は必ず必要です。

また、数値の分析に必要はKPI(重要業績評価指標)やKGI(重要目標達成指数)の知識も必要です。

そして、担当者として一番大切なことは常にアンテナを張り巡らせ、ユーザーがどのような情報を求めているのかを把握しておかなければなりません。

ただ、ユーザーが必要な情報をとにかくアップするということではなく、その情報とマーケティングの方向性が合っているかの判断も必要になります。

担当者の心構えとしてはWeb業界の情報や技術の進歩は常に変わっていきます。

そのため常に、その技術や情報を把握し学んでいかなければなりません。

そして、学んだことをマーケティングに活かしていくということを意識することが大切です。

学ぶだけで、活かすことができなければ宝の持ち腐れになってしまいます。

Webマーケティングの担当者は、学ぶだけではなく「Webを通じて自社の利益を生み出す」ことを意識して、目標達成に尽力しましょう。

Webマーケティング担当者が知っておくべき用語は?

オウンドメディアの運用について調べたときに、普段聞きなれない単語に頭が混乱してしまう方もいるのではないでしょうか?

また、なんとなく意味は分かっていても、きちんと理解できていない単語もあるのではないでしょうか。

今回、基本的なWebマーケティング用語の解説をまとめました。

KPI

Key Performance Indicatorの略称で、重要業績評価指標と訳されます。

KPIは、組織の目標を達成する過程を評価するための中間指標です。

組織の目標(KGI)をもとに、KPIを設定します。

例えば、組織の目標(KGI)が「新規問い合わせ件数を月20件獲得する」であった場合、問い合わせを獲得する手段として、コンバージョン率を上げることや、自社メディアへのアクセス数を上げることが考えられます。

そのため、設定するKPIは「コンバージョン率を1%に上げる」「月間アクセス数を20PVにする」などになります。

一定期間毎に実測データをもとにKPIの達成状況を計測し、レビューします。

KGI

KGIKey Goal Indicatorの略で、重要目標達成指標と訳されます。

組織の最終目標を定量的な指標で表したものです。

抽象的なものではなく、「どこまでいったらその目標を達成したといえるのか」を具体的な数値を掲げて示します。

例えば、「お客様満足度向上」という抽象的なものはKGIにはなりません。

「新規問い合わせ件数を月20件獲得する」等具体的な数値を盛り込んだものがKGIとなります。

KGIKPIは並べて使われることが多いです。

KGIは最終的な目標を示すもので、KPIは最終的な目標に向かっているかを測定するための中間指標となります。

PV

ページビュー(Page View)の略で、ウェブサイト内のページが訪問者によってアクセスされた回数を示します。

訪問者1人が10ページにアクセスした場合、PV10となります。

セッション

訪問者がウェブサイトに「訪問して離脱するまでの一連の動作」を指します。

ユーザーが1日のうちにウェブサイトを訪問し離脱したあと、再度訪問した場合はセッション数は2となります。

離脱せずに閲覧し続けた場合は、セッション数は1となります。

CTR

クリック率(Click Through Rate)を指します。

ウェブページに表示された回数のうち、どのくらいクリックされたかを割合で示したものです。

検索結果ページから自社サイトへの流入やWeb広告の反応率を示す指標となります。

計算式は 「CTR=クリック数÷表示回数」となります。

CVR

コンバージョン率(Conversion Rate)を指します。

サイトを訪れた人数や、セッション数のうち、どのくらいの人がコンバージョンに結びついたかを割合で示したものです。

計算式は「CVR=コンバージョンに至った人数÷母数(サイト訪問者数、セッション数など)」となります。

定期的に集計し、値が低ければ改善する工夫が求められます。

CPA

Cost Per ActionまたはCost Per Acquisitionの略称です。

顧客1人あたりを獲得するのにかかった広告単価を指します。

計算式は「CPA=広告費用÷コンバージョン数」となります。

どの程度の単価で顧客を獲得したかを把握することで、広告出稿がコストに見合っているかどうかを検証できます。

CPC

クリック単価(Cost Per Click)のことです。

クリック課金型広告を出稿したときに広告主が払う、クリック1回あたりのコストを指します。

UU

ユニークユーザー(Unique User)のことです。

特定の期間内にWebサイトを訪れた、重複しないユーザーの数を指します。

Webサイトを訪れた回数や読んだページ数は関係なく、サイトを訪れた人数の合計値です。

何人の人にWebサイトを利用してもらえているのかを示す指標となります。

クッキー(Cookie)

Webサイトを訪問した時に、利用者の固有の情報をブラウザに蓄積する仕組み、または仕組みに使われる小さなファイルの事を指します。

利用者がクッキーを利用する目的は、同じ情報を何度も入力する手間を省くためです。

以前訪問したWebサイトであれば、ログインIDやパスワードなどが自動的に入力され、入力の手間を省きます。

Webサイトに訪問したユニークユーザー数の集計は、送信されたクッキー情報から解析しています。

モバイルフレンドリー

Google2015421日に実装したアルゴリズムのひとつです。

スマートフォンに適したWebページの評価を引き上げ、適していないWebページの評価を引き下げる仕組みを適用しました。

Googleがモバイル対応を重視している姿勢であることから、モバイル対策の重要性は一層高まっています。

<まとめ〜Webマーケティング担当者になった人が知っておくべきこととは?>

Webマーケティングは難しいと言われていますが、そこを任されるという事はそれだけの能力があると認められているからだと思いましょう。

Webマーケティングの知識がなくても、SEOのことがわからなくても、あなたならできると判断されたから任されています。

任された以上は知らない知識は勉強し、わからないことは調べて把握し、Webマーケティングが成功するように運用することが大切です。

Webマーケティングで出てくる用語を把握するだけでも色々見えてくることがありますので、まずは用語を把握し、SEOを把握し、Webマーケティングを把握するというように段階を踏んで勉強していくと入りやすいでしょう。

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青山学院大学 法学部卒。新卒でリクルートキャリア(旧・リクルートエージェント)入社。その後、サイバーエージェントにてアカウントプランナーとして、最大手クライアントを担当し、インターネットを活用した集客支援を行う。2012年アクシス株式会社を設立。代表取締役に就任。オウンドメディア「すべらない転職」やQ&Aサイト「Callingood」を運営。 現在は、インターネットビジネスの事業開発や、社外での講演活動等、多岐にわたり活動中。

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青山学院大学 法学部卒。新卒でリクルートキャリア(旧・リクルートエージェント)入社。その後、サイバーエージェントにてアカウントプランナーとして、最大手クライアントを担当し、インターネットを活用した集客支援を行う。2012年アクシス株式会社を設立。代表取締役に就任。オウンドメディア「すべらない転職」やQ&Aサイト「Callingood」を運営。 現在は、インターネットビジネスの事業開発や、社外での講演活動等、多岐にわたり活動中。