「オウンドメディアで成果をあげたい」「成果を出すためのオウンドメディアの戦略を知りたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか?
そのように考えている方、安心してください。
効果を最大化させるオウンドメディアの戦略について解説していきます。
目次
オウンドメディアとは?

最近オウンドメディアって良く聞く言葉ですが、皆様どの様に理解されていますでしょうか?
「オウンド」とは自らが所有するもの、「メディア」は媒体。直訳すると「自己所有媒体」となります。
ですので、インターネットの世界ではコーポレートサイトやブログなどもオウンドメディアに部類されます。
しかし、オウンドメディアとはその形の枠を意味するのではなく、「コンテンツ」に重要性が置かれています。
企業におけるオウンドメディアは、主にユーザー(消費者)と一番フロントに位置する接点と捉えます。
インターネット上に乱立する情報化社会になった現在において、企業が広告を打ってもその情報の信頼性は低いとユーザーが考えることもあり、ユーザーは直ぐにネットで第三者の意見を探します。
もはや、良いことしか書かない企業の広告よりも第三者の声の方が信頼性があるのです。
一般の人は損得勘定なしで素直な感想を述べるので、信頼しやすいということでしょう。
この問題点は、企業と消費者の間に「距離」があり「信頼関係」が築けていないところです。
極端な例ですが、仲の良い人に進められた商品なら買って見ようか?と思うかもしれませんが、道端でたまたまあった人に進められた商品を買うでしょうか?
それと同じです。
商品をかってもらうためにはまず、消費者との距離を狭めるために自社を理解してもらい、信頼感を持ってもらうことが重要なのです。
そのためには、今までのような企業の一方的な広告ではなく、消費者に有益な情報を惜しみ無く公開することです。
つまり、オウンドメディアを運用することには、ユーザーに有益な情報提供とともに企業の信頼性を挙げる狙いがあるのです。
オウンドメディアのメリットデメリット

オウンドメディアのメリットとしては、上記で挙げたようにユーザーの信頼獲得が第一に挙げられます。
信頼性を獲得できればその後のアプローチがしやすくなり、新たな販促を打つとしても効果が出やすいと言えます。
また、見込み客を獲得できることもオウンドメディアの大きなメリットです。
ユーザーは自分の知りたいことをキーワードで検索してサイトにたどり着くため、自社の商品・サービスに関連性のある情報を提供していれば見込み客を集めることができるのです。
言うまでもなく、ユーザーにとって有益な情報を提供しなければなりません。
一方、オウンドメディアのデメリットと言えば「不信感」を与える可能性があることです。
オウンドメディアでの情報提供は、いわばユーザーが知らない情報を玄人が分かりやすく教えて上げるような感覚です。
消費者は、プロのアドバイスということもあってスムーズに吸収してくれやすい状況です。
しかし、その情報が「誤情報」だとしたら信頼獲得どころではありません。「不信感」が生まれ、その人は二度と自社サイトに戻ってこないといっても良いでしょう。
オウンドメディアの運用が成功すればかなりの成果が期待ができますが、その反面、リスクもあるということも理解しておきましょう。
オウンドメディアの成功事例・共通点は?
オウンドメディアは、今やどの企業も見込み客を囲い混む重要なスキームです。
そして、どの事例を見ても共通と言えるのは「情報の更新性」と言えます。
単なる辞書機能ではなく、常にタイムリーな時事情報として捉えることができる新鮮な情報が重要です。
一つ成功事例を挙げますが、それはベネッセコーポレーションが立ち上げている
「ベネッセ教育情報サイト」です。

こちらはほぼ毎日更新されており、月間セッション数が50万以上を記録しています。
「自分の大切な子供の将来のためはどうすべきか?」と考える母親のために、子育てや教育、受験に関するプロならではの情報が公開されています。
自問自答を繰り返しながら子供の未来を案ずるママからすれば、教育のプロの意見には耳を傾けたいのが常ですので、このオウンドメディアがママ達の悩みに寄り添うと言う観点で成功を納めています。
また、もう一つの成功事例として、無印良品が運営する
「くらしの良品研究所」というサイトがあります。

こちらの更新頻度は週に2回程ではありますが、既に多くの情報が蓄積されていますので、現状更新頻度が少なくてもコンテンツ量は莫大です。
このサイトの特徴は、無印良品の店舗の様に暮らしに関わる情報が満載であることです。
無印良品の母体である、株式会社良品計画の企業理念が写し出された情報コンテンツであり、人間性の生活に対する食や文化、生き方、人生観などの幅広い、人間が生きる原点を司る様なコンテンツがコラム形式でアップされています。
単なる物の紹介ではなく、生活していく上で心当たり豊かになる情報が多く公開されています。
この姿勢に惹かれて多くのユーザーがサイトに訪れ、無印のファンになっていくことが手に取る様にわかります。
上記に挙げた二つのサイトは業種こそ違うものの共通点は、求める人にマッチした情報の有益性です。
関心のない人にいくら訴求しようとしても理解を与えるのは難しいですが、セグメントされたユーザーを掴んで離さない施策で成功しているオウンドメディアの純粋な事例と言えます。
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オウンドメディア戦略の立て方とは?

オウンドメディアの戦略を立てる上で重要なのは、まず第一に計画性を持つことです。
オウンドメディアとは見込み客に有益な情報を与えつづけ、信頼を得ることが目的です。
その土台作りをし、有益な情報を提供してから企業の商品やサービスを紹介すると言うフローになります。
このスキームを確立させるのには短時間では難しく、スタンスとしてはじっくりと時間をかけ、ユーザーとコミュニケーションを図りながら関係性を深めて行くことです。
じっくりと時間をかけてコミュニケーションを図ると言うことはその期間何度もサイトに来てもらい、有益な情報を提供しつづけなければなりません。
この有益な情報を出しつづけることが最も大きな課題となります。
最初はキーワードも沢山蓄えていて案外簡単にいくかもしれませんが、いずれネタは切れてしまいます。
キーワードが少なってしまうと、作成するコンテンツのアイデアがなくなってしまいますので、コンテンツをある程度作成したら顕在度の低いキーワードも拾っていく必要があるでしょう。
サイト管理者は常に新たな情報にアンテナを貼って、気づいたこと、情報はメモに残す様にしましょう。
分断された細かい情報でも数が集まることによって、まとまった情報になります。
その情報は真実であり、実際にあなたが感じたリアリティーある情報にすることで良いコンテンツになることでしょう。
細かい情報の蓄積が、情報幅に繋がります。
しかし、あやふやにしていては情報収集できない可能性もありますので、1日1つでも新たな記事のキーワードの検索や記事の設計をするなど、計画性を持ったネタ作りを心がけましょう。
<まとめ〜効果を最大化させるオウンドメディア戦略!>
いかがでしたでしょうか?
効果的なオウンドメディアの作り方が理解できたと思います。
オウンドメディアの成功は、短期でできることではありません。
目的と計画性を持ち、ターゲットとなるユーザーに向けた有益な情報を提供しつつける事を是非目指しましょう。
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その点、弊社ではコンバージョン獲得から逆算した、成果にコミットしたコンサルティングをさせて頂きたいと考えております。
③オウンドメディアのインハウス化 体制づくりに注力します。
「将来的にはコンサルティング会社に頼らなくても運用できるようにすること=本質的なコンサルティング」というのが弊社のコンサルティングに対する考え方です。
将来的には弊社のサポートが無くても運用していけるよう、運用体制の整備に注力させて頂きます。
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