オウンドメディアを上手に活用する方法とは?

「オウンドメディアに興味がある! だけど、よく分からない」

このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

不安に思っているあなた、安心してください。

今回は、そのような不安を持っている方のために、オウンドメディアとはどんなものであるかを紹介していきます。

顧客獲得に困っている企業の特徴

これまで顧客の獲得に苦労している企業の集客方法には、何かしらの問題があるのでしょう。

様々な集客方法がある中で、それぞれの集客法で多くの企業はどんな失敗をしてしまっているのでしょうか?

①チラシ

チラシでの集客は、特定の地域に根付いた商品・サービスを扱う会社のみ有効だと言えるのではないでしょうか。

何故なら、チラシを配ることができる範囲や枚数も限られているからです。

ですので、特定地域を対象にした商品・サービスを扱わない企業がチラシで集客してもあまり効果はないでしょう。

そのような場合は、より効率的な集客方法にシフトすることを検討すべきかもしれません。

②広告

広告で集客している企業にとって、CPAを下げることを常に意識することが重要となるでしょう。

CPAとは、1コンバージョン当たりの広告費用のことを指します。

CPAが高い場合、「広告の運用方法が非効率である」「そもそも自社商品・サービスと広告媒体の相性が合っていない」といった2つのパターンが考えられます。

ですので、自社商品・サービスに合っている広告媒体は何なのか、より効率的に運用していくためにはどうすれば良いのかという点について分析していくべきでしょう。

③紹介や口コミ

士業の方には、集客を人からの紹介に頼っている方も多いのではないでしょうか?

人からの紹介によって集客することには限界がありますし、そこに依存するのは非常に危険です。

しかし、他の集客の仕方が分からない方も多いですので、そのような方は広告やメディア運用のプロに相談をしてみるなど、インターネットを活用した効率的な集客方法を検討していくのが良いでしょう。

オウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディアとは?

オウンドメディアとは、「トリプルメディア」と呼ばれるWEB媒体を使って行われる、情報配信方式の一つです。

トリプルという言葉の通り、オウンドメディア以外にも「アーンドメディア」「ペイドメディア」と呼ばれる情報配信方式があります。

それでは、それぞれについて説明していきましょう。

オウンドメディア

オウンドメディアは「Owned Media」、Own=所有という意味があり、自社で所有するメディアのことを意味します。

ホームページやブログなどWEB媒体だけではなく、カタログ、広報誌などの紙媒体も自社所有ということでオウンドメディアと呼ばれています。

メリット

後ほど詳しく解説しますが、「見込み客を獲得できる」のはオウンドメディアを活用する大きなメリットです。

検索エンジンからの流入は、ほとんどが見込み客ですし、検索結果でも上位に表示させることでより多くの人を集めることができます。

また、ユーザーにとって役に立つコンテンツを作り続けることで「プランディング」に繋げることもできるでしょう。

デメリット

「効果が出るまでに時間がかかる」というのはデメリットでしょう。

立ち上げてすぐに結果が出るという訳でもありませんので、長期的な目線を持って運用していく必要がありそうです。

また、運用体制を整える必要があるので、社内での人員確保も重要となります。

アーンドメディア

次にアーンドメディアについてですが、「Earned Media」のことで、Earn=評判という意味があります。

つまり、SNSなどで有名なTwitterやFacebookなどを使い口コミや評価などで顧客を獲得するメディアになります。

メリット

アーンドメディアは、「拡散力が高い」のが最大のメリットです。

作成したコンテンツがSNSで拡散されれば注目されますし、多くの人に読んでもらうことができます。

SNSで拡散されることでリンクが貼られ、結果的にSEOの効果も狙うことができます。

デメリット

「限られた層の人にしか届かない」ことがアーンドメディアのデメリットでしょう。

SNSで拡散されても、あくまで拡散した人の友達に広まるだけですので、コンテンツが拡散される範囲は限られてしまうと考えられます。

ペイドメディア

最後にペイドメディアについてです。

ペイド(paid=pay)=払うという意味があり、広告費用を支払って広告を掲載することで集客・獲得するメディアになります。

メリット

「集客に時間がかからない」ことがペイドメディアの大きなメリットです。

コストが増える代わりに比較的早く集客できますので、その点が最大の強みであると言えるでしょう。

デメリット

メリットでも説明させていただいた通り、「集客人数に比例してコストがかかる」ことがペイドメディアのデメリットでしょう。

多くの人を集めたいのであればそれに応じたコストをかけなければなりませんので、中小企業にとっては限度のある施策かもしれません。

オウンドメディアが注目されている理由

近年、オウンドメディアが注目されていることに皆さんは気づいていると思います。

実際、オウンドメディアを活用する企業も増えてきていますが、どうしてそのような流れになっているのでしょうか?

①広告依存から抜け出せる

オウンドメディアを活用することの最大のメリットが「広告依存から抜け出せる」という点です。

多くの企業は広告での集客に依存しており、顧客を大量に獲得しようとすればそれに比例して広告費も増えることになります。

その点で、オウンドメディアには広告費が存在しませんし、低コストで立ち上げ・運用することが出来るのです。

リスティング広告の場合、クリックするたびに費用がかかりますし、それに比べても費用対効果良く集客ができることをご理解いただけると思います。

②見込み客を効率よく獲得できる

オウンドメディアは、検索エンジンSNSからの流入が主になります。

検索エンジンで上位に表示させるためにSEOに注力している企業がほとんどです。

また検索エンジンでは、ユーザーは課題や悩みを解決するために検索します。

ですので、サイトにたどり着いた企業は自社にとって見込み顧客なのです。

流入を徐々に増やしていければより多くの見込み顧客を獲得できるという理由で、オウンドメディアを活用する企業が増えているのです。

③PDCAを回しやすい

オウンドメディアは、流入からコンバージョンまでの数値を把握することができます。

ですので、自社のオウンドメディアの課題が手に取るように分かりますし、改善施策も様々なテストをやっていくことができます。

課題を解決するための仮説を立てて検証するというサイクルを高速で回していけるのが、オウンドメディアを活用するメリットの1つであると言えます。

④リードを顧客へ育成できる

オウンドメディアは、リードを顧客へと育成するプラットフォームとなります。

リードが次にほしい情報は何かを予測し、リードの購買意欲度に応じたコンテンツを用意します。

獲得したリードに対して購買段階ごとに提供する情報を変え、継続的に発信します。最終的にはニーズを喚起し、実際にお金を使ってくれる顧客へと育成します。

⑤商品・企業のブランディング

オウンドメディアは、ブランディングするための最適な媒体です。

なぜなら、オウンドメディアは自社メディアであるため、発信する情報の内容を自由にコントロールできるからです。

FacebookTwitterなどのソーシャルメディアでは、企業とユーザーの双方向のコミュニケーションが可能な反面、ユーザーの投稿をコントロールすることはできません。

広告でもブランディングのための情報を発信することはできますが、広告枠の中で発信しなければいけないため発信できる情報量に限りがあります。

そこでブランディングのための情報を発信する媒体で中心になるのが、オウンドメディアです。

オウンドメディアを上手く利用して情報を発信することでユーザーを集め、ユーザーとの関係性を深めていくことが可能となります。

ソーシャルメディアで情報を拡散してオウンドメディアに誘導したり広告から誘導したりして、上手く連携させるとブランドとしての認知度が加速します。

⑥SNSを活用した情報拡散

FacebookTwitterなどのSNSには「情報拡散」というマーケティング効果が期待できます。

オウンドメディアを利用して顧客との関係性を深めることができても、それが一部のユーザーのみに限られていてはより大きな利益につながりません。

SNSを活用すると、オウンドメディアで築いた価値を拡散し多くの人を惹きつけることができます。

オウンドメディアの戦略とは?

オウンドメディアは立ち上げてすぐに成果が出るものではありませんので、目標を現実にさせる戦略をコツコツ積み重ねていくことが大切です。

オウンドメディアの運用においてまず取り組むべきなのは、「コンテンツを充実させる」という事です。

つまり、読者が望んでいる記事を載せるということです。

オウンドメディア運用を成功させるには最重要課題と言っても良いでしょう。

定期的な記事の更新は読者獲得には欠かせません。

定期的に「読者が求めている情報」を提供することこそが、オウンドメディア運用の成功へと近道となります。

「ユーザーが疑問に思っていることは何だろう?」と深掘りして考えていく必要があります。

ただ、読者が望んでいる記事なら何でもよいということではなく、サイトのスタイルや色を損なわないように一貫性を持たせることも大切です。

一貫性のないサイトは信用性に欠けますので、読者はあまり良いイメージを持ちません。

そして、オウンドメディアを拡散させるためにはペイドメディアを組み合わせて活用していきましょう。

トリプルメディアで運用することによってオウンドメディアに口コミや評判が加わり、信用度の高いサイトになることに繋がります。

タイプ別オウンドメディアの活用事例

では、オウンドメディアで成果が出ている企業の事例をご紹介しましょう。

 

新規顧客の獲得

アイミツ

株式会社ユニラボが運営している「アイミツ」というオウンドメディアです。

月間セッション数が約50万あり、1週間に7~8回更新していますから、ほぼ毎日更新していることになります。

アイミツの特徴はFacebookやTwitterなどを使ったアーンドメディアも利用しており、カテゴリ数も100と充実したサイトになっていることです。カテゴリの数が多いので幅広い角度の集客ができ、利益が上がっているのもうなずけます。

みんなのウエディング

次に、株式会社みんなのウェディングが運営している「みんなのウェディング」です。

こちらは、月間セッション数約840万という業界でもトップレベルのセッション数を誇ります。

コンテンツがすでに充実していますので、更新頻度は1週間に1~2回と少なめですが、こちらもアーンドメディアを組み合わせていますので集客力は抜群です。

結婚式や結婚に関する記事が中心ですが、一生に一度の結婚式を最高のものにするためにエステやネイルサロン、ヘアセット、挙式の演出方法などおもしろいアイデアを掲載しているカテゴリなどもあります。

また、口コミ用の掲示板も設置されていますので、みんなのウェディングを利用した顧客のリアルな声を聞けるということで、信頼度も高く利益が上がっているオウンドメディアの一つです。

経営ハッカー

経営ハッカーは、クラウド会計ソフトfreeeを提供しているfreee株式会社が運営しているオウンドメディアです。

主に会計経理業に役立つ情報を提供し、経営者や個人事業主が本業に専念する環境を提供することをコンセプトにしています。

そのため、中小企業の経営者や個人事業主のお悩みを解決するストック型のコンテンツを提供しています。

具体的には、経理・労務に関するお役立ち情報、青色申告・確定申告の無料ガイド集、ビジネスハウツーなどです。

会計ソフトのニーズがまだ高まっていない状態のユーザーにリーチし、関係性を深めることで商品を認知してもらい、最終的に商品サイトへ誘導することを目的としています。

リピーターの創出

BBQ GO!は、日本ハム株式会社が提供するオウンドメディアです。「食べる喜び」を提供することで、人々の楽しく健やかなくらしに貢献することをコンセプトとしています。

バーベキューの幹事やバーベキューを計画している家族を対象に、バーベキューのお役立ち情報を提供しています。

具体的には、全国のバーベキュースポット情報、バーベキューに活用できるレシピ集、バーベキューを楽しむための道具や食材の選び方などです。

なぜバーベキューかというと、バーベキューが開催されると主力商品のソーセージがたくさん売れるからです。

オウンドメディアを通じて顧客との接点を増やすことで自社商品を購入してくれるリピーターを増やすことを狙いにしています。

購入後のサポート

OPEN CAGEは、WordPressのテーマを販売している株式会社bridgeによって運営されています。

コンセプトは、ブロガーが書くことだけに集中するために、WordPressテーマを販売し使い方などのお役立ち情報を提供するサイトです。

主に、WordPressテーマ各々の使い方やFAQ、カスタマイズのテクニック情報などを提供しています。

購入後のサポート情報を提供し、購入者の満足度を高めることを目的としています。

企業・商品のブランディング

サイボウズ式は、グループウェア販売会社のサイボウズ株式会社が運営しているオウンドメディアです。

グループウェアの売り上げ横ばいを打開するために、サイボウズを知らない人に認知を上げることを目的として、オウンドメディアの運営を始めました。

コンセプトは、新しい価値を生み出すチームのための情報サイトです。製品PRも宣伝も行わず、生活者にとって役立つコンテンツを提供しています。

具体的には、生活者に役立つコラム、著名人へのインタビュー記事、就活やワークスタイル特集など、様々な分野にまたがるお役立ち記事です。

社会が抱える問題について問いを投げかける記事を提供することで、共感や議論が巻き起こり、シェアされています。

その結果、当初の目的だったサイボウズの認知度は上がり、さらに採用者に優秀な人材が集まるようになりました。

マネタイズ

LIGWeb制作会社である株式会社LIGが運営するオウンドメディアです。

コンセプトは「ワクワクをつくり、みんなを笑顔にする」サイトです。

そのため「面白そうなこと」「人に話したくなるようなネタ」の記事を提供しています。

読んだ人に面白いと思ってもらい、SNSで拡散されることを目的としています。

流入してきたターゲットを頻度の高い更新でファン化させ、そこから仕事の受注につなげています。

〈まとめ〜オウンドメディアを上手に活用する方法とは?〉

オウンドメディアの立ち上げ・運用は、自社の独りよがりでは成功しません。

読者のニーズや流行などを常に追って定期的に情報配信を行い、読者のためのサイトを作ることを心がけなければなりません。

読者のためのサイトを作ることで、読者は自分たちの利益になることを教えてくれるサイトとして訪問回数も多くなり、人が人を呼ぶ状態になることでオウンドメディア運用は成功していくのです。

オウンドメディアの運用・立ち上げをご検討の企業様は、弊社アクシスにご相談ください!

①「すべらない転職」で培ったSEOのノウハウをそのままご提供します。

弊社が運用している「すべらない転職」は、年間1000人以上の方からお問い合わせを頂いております。

弊社のこれまでの実績に基づいたSEOのノウハウをそのまま提供しますので、より効果的な施策やコンテンツ作成をすることができます。

②成果にコミットしたコンサルティング

弊社のコンサルティングの特徴は、成果にコミットしたコンサルティングです。

他社のコンサル会社の場合、「PVを増やすだけでコンバージョンに繋がらない」といったケースも少なくありません。

その点、弊社ではコンバージョン獲得から逆算した、成果にコミットしたコンサルティングをさせて頂きたいと考えております。

③オウンドメディアのインハウス化 体制づくりに注力します。

「将来的にはコンサルティング会社に頼らなくても運用できるようにすること=本質的なコンサルティング」というのが弊社のコンサルティングに対する考え方です。

将来的には弊社のサポートが無くても運用していけるよう、運用体制の整備に注力させて頂きます。

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青山学院大学 法学部卒。新卒でリクルートキャリア(旧・リクルートエージェント)入社。その後、サイバーエージェントにてアカウントプランナーとして、最大手クライアントを担当し、インターネットを活用した集客支援を行う。2012年アクシス株式会社を設立。代表取締役に就任。オウンドメディア「すべらない転職」やQ&Aサイト「Callingood」を運営。 現在は、インターネットビジネスの事業開発や、社外での講演活動等、多岐にわたり活動中。

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青山学院大学 法学部卒。新卒でリクルートキャリア(旧・リクルートエージェント)入社。その後、サイバーエージェントにてアカウントプランナーとして、最大手クライアントを担当し、インターネットを活用した集客支援を行う。2012年アクシス株式会社を設立。代表取締役に就任。オウンドメディア「すべらない転職」やQ&Aサイト「Callingood」を運営。 現在は、インターネットビジネスの事業開発や、社外での講演活動等、多岐にわたり活動中。