今注目のオウンドメディアマーケティングとは?

近年大注目のオウンドメディアはこの数年で多くの企業が取り入れ始めており、自社のファンの育成やマネタイズなど試行錯誤しながら展開している状況です。

今回は最近トレンドとなってきているオウンドメディアマーケティングについて、その概要とメリット・デメリットをご紹介していきます。

オウンドメディアマーケティングとは?

簡単にいえばオウンドメディア(自社のWebサイトやブログ)へ投稿したコンテンツ(記事)を利用してユーザーを取り込み、将来的な見込み顧客(ロイヤルカスタマー)へと育成していくマーケティングの方法です。

例えばあなたが歯科医だったとして、歯のホワイトニングをWeb広告(ペイドメディア)で訴求し集客したい場合は、ホワイトニングという商品についてどのように伝えればよりユーザーにクリックしてもらえる広告になって、問い合わせしてもらえるかという点に焦点を当てなければなりません。

より直接的で分かりやすいアプローチになるように情報をそぎ落として洗練され、ユーザーの心に刺さる広告になるようにブラッシュアップが重要になります。

しかし、オウンドメディアマーケティングではホワイトニングだけではなく、歯を白くするために何をすれば良いのか調べている人、どんな歯科医がオススメかを調べている人、どんな歯ブラシや歯磨き粉がオススメか調べている人、など様々なユーザーニーズや興味関心を想定して記事(コンテンツ)を用意する必要があります。

上記のように、売りたい商品やサービス意外の情報も提供し様々なユーザーニーズ・興味関心を満たすことで、オウンドメディアを通じて自社のファン(見込み顧客)へと育成していくマーケティング手法がオウンドメディアマーケティングです。

オウンドメディアマーケティングのメリット・デメリット

先の項目でご説明しましたが、売りたいと考えている商品やサービス以外にも様々なニーズや興味関心を持ったユーザーに対してアプローチできるようにコンテンツ(記事)を用意し、見込み顧客を獲得していく方法です。

次の項目からは、知っておくべきメリットとデメリットをご紹介していきます。

メリット① 押し売り感なく見込み顧客を獲得

オウンドメディアを利用したマーケティングの最大のメリットは、Web広告(アーンドメディア)のような押し売り感を出さずに見込み顧客を獲得できることです。

Web広告(アーンドメディア)の押し売り感を敬遠してサイトへきたことがなかったユーザーも、自身が知りたい情報を扱うオウンドメディア(Webサイトやブログ)であればクリックしてサイトを訪問するでしょう。

メリット② 収益化が可能

また、アフィリエイト(アドネットワーク)やネイティブアドといったマネタイズ(収益化)の方法を取り入れることで、自社にとって新たな収益ソースとなることもメリットと言えるでしょう。

ネイティブアドはメディア(Webサイトやブログ)がある程度有名にならないと出来ない収益化の方法ですが、アドネットワークは立ち上げ当初から導入することが出来るため、マネタイズもネイティブアドと比べると簡単です。

メリット③ お役立ちコンテンツでSEO対策にも

そうして築いたサイトやブログは、ユーザーにとって有益な情報が掲載されているサイトであることからSEO対策にもなり、上記内容を含めて自社の長期的な財産となります。

上位化したオウンドメディアから自社サイトへSEO的に効果のあるリンクを貼ることで、自社サイトの強化にも繋がります。

デメリット① 時間とリソース

オウンドメディアマーケティングの最大のデメリットは、時間・リソースがかかるということです。

需要のあるコンテンツを用意するにも時間やリソース、コストがかかりますが、何よりもオウンドメディアを軌道に乗せ認知に繋げるまでに中長期的な目線で戦略を立てていく必要があり、芽が出るまでにかなりの忍耐を要します。
大抵の場合、なかなか芽が出ずに記事の投稿を止めてしまうことが多いのですが、定期的に質の高い記事を投稿し、戦略に基づいて効果測定を行うことでより良いオウンドメディアマーケティングが行えることは覚えておいてください。

デメリット② ライティングスキルが必要

また、単純にコンテンツ(記事)を書けば良いというワケではなく、どのようにすればユーザーに伝わりやすい記事になるのかや、SEO対策を意識した記事の構成にするなどライティングスキルやSEOに対する知識が必要になることもデメリットの1つでしょう。

一貫したテーマがないと、担当者のただの日記になってしまいユーザーにとっても全く興味関心がないような投稿になってしまうことも注意すべき点です。

オウンドメディアの成功事例

この項目からは、実際のオウンドメディアの成功事例を挙げてご紹介していきます。

オウンドメディアの成功事例:Web業界編 株式会社LIG

Web業界におけるオウンドメディアの成功事例はLIGでしょう。

WebデザインやWebに関するお役立ちツール、フリーランスで活動している人向けの記事などWeb業界(制作寄り)のノウハウが凝縮されているサイトです。

また、BtoB色が少なく楽しさを上手く表現して読み物としての面白さを追求しているコンテンツが中心で、堅苦しい読み物ではなく、空き時間にサッと流し読みできるラフさがこのオウンドメディアの特徴です。

オウンドメディアを通じてサイト制作の依頼がきたり、ネイティブアドの依頼がきたりと大きな成功事例の1つと言えるでしょう。

オウンドメディアの成功事例:スタートアップ・経営編

スタートアップや経営に関するノウハウについてのオウンドメディアもあります。

「経営ハッカー」はスタートアップや経営に関する様々な情報を配信しているオウンドメディアで、起業するのにどのようなツールの導入が良いのか、コミュニケーションのどこに気をつけるべきか、などビジネスの様々なニーズに応えています。

こちらのサイトは、実際に起業した人物やパラレルワークしている人物を紹介しており、実際に起業・パラレルワークしている人はどのような人物か、どのような生活か、どのようなニーズを捉えて立ち上げたのか等を知ることができることが魅力の1つです。

<まとめ>

以上、今回はオウンドメディアマーケティングについて、定義やメリット・デメリット、成功事例を3つピックアップしてご紹介してきました。

時間はかかりますが、軌道に乗れば自社の新たな収益源として活用できるため、施策と効果測定を行いつつ中長期的にうんよしていくことをお勧めします。

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青山学院大学 法学部卒。新卒でリクルートキャリア(旧・リクルートエージェント)入社。その後、サイバーエージェントにてアカウントプランナーとして、最大手クライアントを担当し、インターネットを活用した集客支援を行う。2012年アクシス株式会社を設立。代表取締役に就任。オウンドメディア「すべらない転職」やQ&Aサイト「Callingood」を運営。 現在は、インターネットビジネスの事業開発や、社外での講演活動等、多岐にわたり活動中。

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青山学院大学 法学部卒。新卒でリクルートキャリア(旧・リクルートエージェント)入社。その後、サイバーエージェントにてアカウントプランナーとして、最大手クライアントを担当し、インターネットを活用した集客支援を行う。2012年アクシス株式会社を設立。代表取締役に就任。オウンドメディア「すべらない転職」やQ&Aサイト「Callingood」を運営。 現在は、インターネットビジネスの事業開発や、社外での講演活動等、多岐にわたり活動中。